前回記事:名古屋越冬闘争3日目・街頭カンパと参加者の体験談
http://www.news.janjan.jp/living/0912/0912314954/1.php
越冬闘争の4日目(12月31日)の報告をします。
大晦日にあたるこの日は、いろいろな催し物あり、途中から積雪有りで、なかなか大変な一日となりました。
この日の午前中は「無料散髪」の行われる日だったので、筆者も参加しました。
無料散髪は、毎週ゲートボール場で行われている炊きだしの木曜日のほうや、夏祭りなどでも実施されているそうです。
越冬での無料散髪は、本部(?)脇の小さなテントで行われています。
テント前で配られている整理券を受け取って順番を待ちます。
整理券には赤と黒とが有り、それぞれに数字がついています。
赤はカット、黒は丸坊主です。
筆者のカードは「黒10」でした。

順番を待っている間に「衣類配布」も行われました。
越冬の現場である西柳公園(オケラ公園)には、テントが組み立てられているだけでなく、本部には、越冬期間だけ通じる電話がひかれています。
また、越冬期間だけ、この公園宛に荷物を郵送することも可能となっています(実際の住所は、記事の後半にあります)。
35年という長年の活動によって、公園には、お米や野菜などの食料品だけでなく、毛布や衣類など多数集まってきます。
郵送で送られてくるもの、車やトラックで運び込まれるもの、手に持って届けてくれるものなど、方法はいろいろですが、本当にさまざまな物資が集結しています。
その物資の中で、大きな面積を占めているのが衣類です。
次々と送られてくる衣類は、順次配布しておかないと、あふれてしまうので、越冬現場では定期的に衣類配布を行います。

地面にブルーシートを広げて、衣類を山積みにして、列を作って並んでいる希望者を数人ずつ入れて自由に選んでもらいます。
皆の持ち物状態や、衣類の質にあわせて、一人1~3点ずつ持って行ってもらいます。
もっとほしい方は列の最後尾に並んで、次の番を待ちます。
筆者もいくつか衣類をいただいて、着替えて「越冬スタイル」に変身。
次には散髪をしてもらいました。
無料散髪をしてくれる人は、時々プロの方もいるのですが、基本は支援ボランティアをしている素人の方です。
どのようなところで経験を積んだのですか、と聞いたところ、無料散髪でしたのが初めてとのこと。
支援活動に携わっていると、人の頭を刈ってほしい、ということを言われることもあって、それで経験して上手になる、とのことでした。
丸坊主とはいえ、確かに上手でした。
利用者は、やはり夏のほうが多いそうです。
また、炊き出しや夏祭りで無料散髪をしていると、ホームレスではない通りがかりの人も利用することがあるそうです。
野宿を長くしている人などは、やはり栄養状態が悪く、髪が少なくなったり、薄くなったり、細くなったりしている人が多いそうです。
自分は髪も多いので、ハゲそうにないですね、と言われました。
普通の散髪屋では言われないセリフのような気がするので、よい経験でした。
この日の無料散髪は、プロの方も参加していいました。
普段から、丸坊主のほかにもカットにも対応していましたが、この日はモヒカンにするサービスもしていました。
散髪の後は、昼食の配食です。
夜は炊き出しグループの方が、別のところで作ってもってきてくれますが、昼に配食されるものは「共同炊事」といって、越冬現場で皆で作ったものを食べます。
越冬現場の本部テントの前には、単管で組み立てられた小さなテントがあり、そこが共同炊事の作業スペースとなっています。
作業スペースといっても、屋根と机があるだけのものです。
この作業スペースでは、材料を切るだけで、調理はコンクリートブロックで作られたカマドの火で行います。
この日の共同炊事の配食は、けんちん汁で147食分でした。
筆者はこの日、作業スペースで行われたキウイの皮むき作業などにも参加しました。
名古屋の越冬では、協力農家の支援によって、毎年大量のキウイが手に入ります。
大量にある、やや固めのキウイを、サトイモのように剥いて焚き火を囲んでいる仲間に配ります。
筆者も調子に乗って、たくさんのキウイを食べたのですが、キウイは食べ過ぎると、舌がヒリヒリすることを発見しました。
実は、北海道には「サルナシ(アイヌ語:クッチ)」という、食べ過ぎると舌の割れる(痛い)、毛の生えたキウイの小さいようなものがあるのですが、それとキウイは親戚である、ということが被害によって確認された次第です。
午後には、越冬に毎日通ってきてくれている「えぐれささしま」さんが会場にやってきて、会場でキウイを剥いていたボリさん(ボリビア日系移民2世)と踊りだして、皆を楽しませてくれました。

後半の記事に続きます。
●第35回・名古屋拠点越冬闘争
会場となっている西柳公園の地図はコチラの記事にあります。
とても狭い公園で、周囲は一方通行が多いので、ご注意ください。
・スケジュール
12月28日(月) 西柳公園拠点設営。越冬突入集会(17:30-)
12月29日(火) 散髪(10:30-)、法律家による法律相談(10:00-13)、夜回り(21:00-)
12月30日(水) 法律家による法律相談10:00-13)、街頭情宣(12:30-)
12月31日(木) 散髪(10:30-)、夜回り(21:00-)、年越しイベント
1月 1日(金) もちつき大会・カラオケ大会、ノリパン演舞、夜回り(21:00-)
1月 2日(土) 船見寮交流会(13:00-)
1月 3日(日) 散髪(10:30-)、街頭情宣(12:30-)、夜回り(21:00-)
1月 4日(月) 西柳公園拠点撤収作業
1月 5日(火) 中村福祉にて生活保護申請(8:45-)
・物資と活動資金カンパをしてください!
注:越冬会場の西柳公園は三方が駐輪場となり、大変狭くなりました。そのため、布団と残材は受け付けていません。
★毛 布(不足しています!!)
★男性用冬物衣類(ジャンパー、セーター、ズボン、靴下、マフラー、手袋、毛糸の帽子等)
★使い捨てカイロ
★食料品(お米・お米券・みそ・醤油・砂糖・野菜・乾麺等)
【期間・届け先】
12月28日(月)~2010年1月3日(日)まで、現地の西柳公園(オケラ公園)で受け付けます。
※郵送・宅配も期間内到着なら可能です。
住所:名古屋市中村区名駅4ー12西柳公園内 名古屋越冬実行委員会
仮設電話:052-571-1108(12/28~1/3)
★現 金
【送金先】郵便振替口座00840-9-11541 名古屋越冬実行委員会
・第35回名古屋越冬実行委員会
住所:名古屋市中村区則武2の8の13笹島労働者会館2階
問い合わせ先:笹島日雇労働組合052-451-4176 笹島診療所(火・金9時半~12時半)052-451-4585
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http://www.news.janjan.jp/living/0912/0912314954/1.php
越冬闘争の4日目(12月31日)の報告をします。
大晦日にあたるこの日は、いろいろな催し物あり、途中から積雪有りで、なかなか大変な一日となりました。
この日の午前中は「無料散髪」の行われる日だったので、筆者も参加しました。
無料散髪は、毎週ゲートボール場で行われている炊きだしの木曜日のほうや、夏祭りなどでも実施されているそうです。
越冬での無料散髪は、本部(?)脇の小さなテントで行われています。
テント前で配られている整理券を受け取って順番を待ちます。
整理券には赤と黒とが有り、それぞれに数字がついています。
赤はカット、黒は丸坊主です。
筆者のカードは「黒10」でした。

料理用の作業スペースの様子。第1回街頭情宣カンパの金額報告や、貧困ビジネスの新聞記事などが貼られており、注目を集めている。撮影すべて筆者
順番を待っている間に「衣類配布」も行われました。
越冬の現場である西柳公園(オケラ公園)には、テントが組み立てられているだけでなく、本部には、越冬期間だけ通じる電話がひかれています。
また、越冬期間だけ、この公園宛に荷物を郵送することも可能となっています(実際の住所は、記事の後半にあります)。
35年という長年の活動によって、公園には、お米や野菜などの食料品だけでなく、毛布や衣類など多数集まってきます。
郵送で送られてくるもの、車やトラックで運び込まれるもの、手に持って届けてくれるものなど、方法はいろいろですが、本当にさまざまな物資が集結しています。
その物資の中で、大きな面積を占めているのが衣類です。
次々と送られてくる衣類は、順次配布しておかないと、あふれてしまうので、越冬現場では定期的に衣類配布を行います。

衣類配布の様子。仲間のみんなが、支援物資として寄せられた衣類の中から、思い思いの服を選んでいる。これを楽しみに参加している仲間も多い。
地面にブルーシートを広げて、衣類を山積みにして、列を作って並んでいる希望者を数人ずつ入れて自由に選んでもらいます。
皆の持ち物状態や、衣類の質にあわせて、一人1~3点ずつ持って行ってもらいます。
もっとほしい方は列の最後尾に並んで、次の番を待ちます。
筆者もいくつか衣類をいただいて、着替えて「越冬スタイル」に変身。
次には散髪をしてもらいました。
無料散髪をしてくれる人は、時々プロの方もいるのですが、基本は支援ボランティアをしている素人の方です。
どのようなところで経験を積んだのですか、と聞いたところ、無料散髪でしたのが初めてとのこと。
支援活動に携わっていると、人の頭を刈ってほしい、ということを言われることもあって、それで経験して上手になる、とのことでした。
丸坊主とはいえ、確かに上手でした。
利用者は、やはり夏のほうが多いそうです。
また、炊き出しや夏祭りで無料散髪をしていると、ホームレスではない通りがかりの人も利用することがあるそうです。
野宿を長くしている人などは、やはり栄養状態が悪く、髪が少なくなったり、薄くなったり、細くなったりしている人が多いそうです。
自分は髪も多いので、ハゲそうにないですね、と言われました。
普通の散髪屋では言われないセリフのような気がするので、よい経験でした。
この日の無料散髪は、プロの方も参加していいました。
普段から、丸坊主のほかにもカットにも対応していましたが、この日はモヒカンにするサービスもしていました。
散髪の後は、昼食の配食です。
夜は炊き出しグループの方が、別のところで作ってもってきてくれますが、昼に配食されるものは「共同炊事」といって、越冬現場で皆で作ったものを食べます。
越冬現場の本部テントの前には、単管で組み立てられた小さなテントがあり、そこが共同炊事の作業スペースとなっています。
作業スペースといっても、屋根と机があるだけのものです。
この作業スペースでは、材料を切るだけで、調理はコンクリートブロックで作られたカマドの火で行います。
この日の共同炊事の配食は、けんちん汁で147食分でした。
筆者はこの日、作業スペースで行われたキウイの皮むき作業などにも参加しました。
名古屋の越冬では、協力農家の支援によって、毎年大量のキウイが手に入ります。
大量にある、やや固めのキウイを、サトイモのように剥いて焚き火を囲んでいる仲間に配ります。
筆者も調子に乗って、たくさんのキウイを食べたのですが、キウイは食べ過ぎると、舌がヒリヒリすることを発見しました。
実は、北海道には「サルナシ(アイヌ語:クッチ)」という、食べ過ぎると舌の割れる(痛い)、毛の生えたキウイの小さいようなものがあるのですが、それとキウイは親戚である、ということが被害によって確認された次第です。
午後には、越冬に毎日通ってきてくれている「えぐれささしま」さんが会場にやってきて、会場でキウイを剥いていたボリさん(ボリビア日系移民2世)と踊りだして、皆を楽しませてくれました。

午後に応援に駆けつけた「えぐれささしま」さんと、無料散髪でモヒカンになったボリさん。ボリさん(野里さん)は沖縄ボリビア移民2世でボリビア出身。ノリが良くて人気者だ。
後半の記事に続きます。
●第35回・名古屋拠点越冬闘争
会場となっている西柳公園の地図はコチラの記事にあります。
とても狭い公園で、周囲は一方通行が多いので、ご注意ください。
・スケジュール
12月28日(月) 西柳公園拠点設営。越冬突入集会(17:30-)
12月29日(火) 散髪(10:30-)、法律家による法律相談(10:00-13)、夜回り(21:00-)
12月30日(水) 法律家による法律相談10:00-13)、街頭情宣(12:30-)
12月31日(木) 散髪(10:30-)、夜回り(21:00-)、年越しイベント
1月 1日(金) もちつき大会・カラオケ大会、ノリパン演舞、夜回り(21:00-)
1月 2日(土) 船見寮交流会(13:00-)
1月 3日(日) 散髪(10:30-)、街頭情宣(12:30-)、夜回り(21:00-)
1月 4日(月) 西柳公園拠点撤収作業
1月 5日(火) 中村福祉にて生活保護申請(8:45-)
・物資と活動資金カンパをしてください!
注:越冬会場の西柳公園は三方が駐輪場となり、大変狭くなりました。そのため、布団と残材は受け付けていません。
★毛 布(不足しています!!)
★男性用冬物衣類(ジャンパー、セーター、ズボン、靴下、マフラー、手袋、毛糸の帽子等)
★使い捨てカイロ
★食料品(お米・お米券・みそ・醤油・砂糖・野菜・乾麺等)
【期間・届け先】
12月28日(月)~2010年1月3日(日)まで、現地の西柳公園(オケラ公園)で受け付けます。
※郵送・宅配も期間内到着なら可能です。
住所:名古屋市中村区名駅4ー12西柳公園内 名古屋越冬実行委員会
仮設電話:052-571-1108(12/28~1/3)
★現 金
【送金先】郵便振替口座00840-9-11541 名古屋越冬実行委員会
・第35回名古屋越冬実行委員会
住所:名古屋市中村区則武2の8の13笹島労働者会館2階
問い合わせ先:笹島日雇労働組合052-451-4176 笹島診療所(火・金9時半~12時半)052-451-4585
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名古屋越冬・餅つき大会 越冬中に亡くなった仲間を追悼Esaman2009/01/03
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名古屋越冬・ブラジルからの出稼ぎ労働者も参加し、ビンゴ大会で年越しEsaman2009/01/02
名古屋越冬・マスコミが大挙押しかけ『派遣切りの若者居ないか』かなり迷惑する現場Esaman2008/12/30
