福本えみ

 アースデイあいち2010・先住民族の文化に親しむ連続企画である「アイヌ模様を和紙に染めてみよう」という催しが、1月30日に名古屋市中区生涯学習センターにて行われました。

 講師は、草彩染工芸作家の成田ケイさんです。成田さんの亡きご主人のお母さんはアイヌの出身で、かつてお母さんの手作りのアイヌ模様の刺繍が入った着物をもらったり、ムックリという楽器を習ったりしたそうです。

 そんな経験と、今回の講座の主催者である「お年寄りに学ぼう実行委員会」との出会いから、染色にアイヌ模様を取り入れてみることにしたとのことでした。

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1月30日、撮影すべて福本えみ


 今回は染料として、西洋茜とウコンを使いました。事前に煮出した染料は、茜は赤茶色、ウコンは黄色をしています。使いやすいようにスプレーボトルに入れたものが用意されました。

 染める紙は、タイの国産の楮(こうぞ)という木の内皮をタイで漉いて作った紙です。日本の流し漉きの和紙より、荒い手触りのものです。

 最初に、その紙を適当な大きさに切ります。紙を折ってつけた折り目に、筆で水をつけ、そこに定規などのまっすぐなものを押し当てて引っ張ると、簡単に切れました。

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 切った紙にスプレーで染料を吹き付けると、ぼかし染めができます。そのスプレー染料の上に、媒染する銅、鉄、みょうばんの水溶液を筆で塗ると、赤茶色、紫色、黄色に変色します。この性質を利用して、ホワイトボードに書かれた図案を参考に、筆でアイヌ模様を描きました。私は、簡単なうずまき模様を描いてみました。

 スプレーでのぼかし染めの他に、紙を折りたたんで染料に漬けると、自然の面白い模様になります。紙をくしゃくしゃにして染料に漬けても、にじみむら染めになります。
 
 染めた紙はよく乾かします。これで完成にしても良いし、さらに時間をおいて染料を重ね染めすると、色が濃くなるそうです。

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 次回、「染めた和紙を使った物づくり」の講座が2月13日に開催されます。この染めた紙を利用して小箱を作る予定です。
 自分で紙を染めるという、普段できない経験が意外と簡単にできて面白かったです。次回の小物作りにも、ぜひ参加してみたいと思いました。

※写真と記事の一部を修正しました。3月17日(編集部)


関連リンク:
 アースデイあいち2010・アイヌ模様を染めてみよう(JANJANイベントステーションの告知・今回)
 アースデイあいち2010・アイヌ模様を染めてみよう(JANJANイベントステーションの告知・次回)
 アースデイあいち・人と環境と知恵の連続講座:染めた和紙を使った物づくり・三回目(主催者のイベント告知) http://blog.livedoor.jp/ed_aichi_net/archives/50940768.html
 草彩染め(和紙と草木染)(mixiのコミュニティ)
 
 
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