JanJanニュースの2010年02月05日付けに、中嶋英昭さんの記事「東国原知事の高速無料コメントは考えが逆だ」( http://www.janjannews.jp/archives/2542291.html )を読みまして、地方の高速道路の論議に、日頃感じている違和感を書いてみます。
この文の中では、「宮崎には利用客がない。人口規模で劣る宮崎県は有料高速道路を作っても殆ど誰も利用しない。無料になれば、利用客が2倍・3倍・4倍になり、利用者が増えて更に高速道路を作れと国に要望できる。」と主張されています。千人当たりの車保有台数が東京より多い、宮崎には、北海道には、地方には、本当に利用者がいないのでしょうか? 現在の高速道路を無料にすれば利用客が増えて、需要増に合わせて増設が必要になるのでしょうか?
グーグルマップで航空写真を拡大して見ると、米国や西欧の高速道路を見ますと、都市と都市を結んで、出入口が短い間隔で沢山ある。日本を見ますと都市を避けて山裾をかすって、20キロ前後の間隔の出入口で結んでいます。すなわち、日本の地方の高速道路は、遠距離の物流トラック、観光や冠婚葬祭の乗用車、など100キロを超す距離が主用途となる構造になっています。通勤や毎日の仕事など、車の移動の大部分を占める市街地を避け、需要の少ない山裾を通せば、平日にガラガラの現実は当然の帰結です。
ここで言いたいのは、ニーズの少ない場所に高速道路を通した。例えれば、巨大都市から遠く離れた山奥にティズニーランドを作った。来場者が少ないから、入園料を下げろ、無料にしろ、そうしたら、来場者が2倍・3倍・4倍になり、ディズニーシーも作れるようになる。それは違うなと。
宮崎で言えば、新富町役場から、西都ICで山裾を走る東九州自動車道に乗り、山裾の宮崎西ICで降り、宮崎西バイパスを通って、宮崎市街地に向かうことは一応できる。高速が無料でも、多分利用しないと思う。無料の国道10号線で宮崎市街に直接向かう。これが、新富町役場から宮崎市街地に向かって高速道路が通じていて、無料なら、ほぼ毎回利用すると思う。
宮崎や北海道あるいは地方都市において、高速道路の最大のニーズは市街地に向かう道路にあり、市街地から遠い山裾を通過したら、ニーズを取り逃がすということ。実際に、首都圏においても、東京都心に向かう高速道路は混雑し、山裾を走る圏央道の通過量は少ない。
日本では、日銭収入を確保して、天下り先を増やす目的があったのだろうが、霞が関の中央政府が高速道路=有料道路と結びつけてしまった。料金所が必要だから、出入口は20キロ間隔ほどになり、市街地を避け山裾を通過することになった。山奥にディスニーランドが出来てしまった。後始末を引き受ける事になった民主党が入園料を無料にすると言い出した。
筆者は、売れない商品の山は何とか処分して、売れる商品に移し替えるのが良いと思う。建設省、国土交通省、自民党、の中央政府が作った売れない商品の、建設費の多くを実質負担した大都市住民の方々には、全国の物産が翌日翌々日に届く豊かな食生活の実現コストと思って下さい。民主党には売れる商品への移し替えを期待します。売れる商品とは地方都市内の高速道路です。これから新設するバイパスなどの広い道路は高速道路で作りましょう。
出来上がっていて過去形になりますが、宮崎市で言えば、宮崎北や宮崎西バイパス、関東では、多摩、港北、千葉、京都では洛西、の各ニュータウンの幹線道路を、無料の高速道路で作っていれば、一般道の1/4以上の短い時間で、一般道の4倍以上の車が通行できたはずです。その道を段階的に先に伸ばして行けたはずです。別の高速道路に接続できたはずです。現実は一般道で作ったために、沿道に店舗が貼り付き、出入の車や赤信号待ちで、1車線当たりの通過可能車両台数が1/3や1/4に悪化しています。
過去に戻ってやり直すことは出来ません。これから新設するバイパスなどの広い道路は高速道路で作りましょう。地方都市の一般道を無料の高速道路で作って行けば、10、20、30、40、50年後には、ある程度の市街地内の高速道路が揃います。隣の都市との高速道路同士を郊外で接続すれば、本当に利用できる高速道路が出来上がります。
建設省、国土交通省、自民党、の中央政府が、中国自動車道のように、通勤や毎日の仕事に利用できない山の中の高速道路に金を注ぎ込んでしまいました。失われた50年です。50年が経過した今、国、自治体、は借金まみれです。金は有りません。一般道路を高速道路で作って行き、少しずつ増やすしか方法はありません。塵も積もれば山となる。あ~あ、長い道のりだな。
この文の中では、「宮崎には利用客がない。人口規模で劣る宮崎県は有料高速道路を作っても殆ど誰も利用しない。無料になれば、利用客が2倍・3倍・4倍になり、利用者が増えて更に高速道路を作れと国に要望できる。」と主張されています。千人当たりの車保有台数が東京より多い、宮崎には、北海道には、地方には、本当に利用者がいないのでしょうか? 現在の高速道路を無料にすれば利用客が増えて、需要増に合わせて増設が必要になるのでしょうか?
グーグルマップで航空写真を拡大して見ると、米国や西欧の高速道路を見ますと、都市と都市を結んで、出入口が短い間隔で沢山ある。日本を見ますと都市を避けて山裾をかすって、20キロ前後の間隔の出入口で結んでいます。すなわち、日本の地方の高速道路は、遠距離の物流トラック、観光や冠婚葬祭の乗用車、など100キロを超す距離が主用途となる構造になっています。通勤や毎日の仕事など、車の移動の大部分を占める市街地を避け、需要の少ない山裾を通せば、平日にガラガラの現実は当然の帰結です。
ここで言いたいのは、ニーズの少ない場所に高速道路を通した。例えれば、巨大都市から遠く離れた山奥にティズニーランドを作った。来場者が少ないから、入園料を下げろ、無料にしろ、そうしたら、来場者が2倍・3倍・4倍になり、ディズニーシーも作れるようになる。それは違うなと。
宮崎で言えば、新富町役場から、西都ICで山裾を走る東九州自動車道に乗り、山裾の宮崎西ICで降り、宮崎西バイパスを通って、宮崎市街地に向かうことは一応できる。高速が無料でも、多分利用しないと思う。無料の国道10号線で宮崎市街に直接向かう。これが、新富町役場から宮崎市街地に向かって高速道路が通じていて、無料なら、ほぼ毎回利用すると思う。
宮崎や北海道あるいは地方都市において、高速道路の最大のニーズは市街地に向かう道路にあり、市街地から遠い山裾を通過したら、ニーズを取り逃がすということ。実際に、首都圏においても、東京都心に向かう高速道路は混雑し、山裾を走る圏央道の通過量は少ない。
日本では、日銭収入を確保して、天下り先を増やす目的があったのだろうが、霞が関の中央政府が高速道路=有料道路と結びつけてしまった。料金所が必要だから、出入口は20キロ間隔ほどになり、市街地を避け山裾を通過することになった。山奥にディスニーランドが出来てしまった。後始末を引き受ける事になった民主党が入園料を無料にすると言い出した。
筆者は、売れない商品の山は何とか処分して、売れる商品に移し替えるのが良いと思う。建設省、国土交通省、自民党、の中央政府が作った売れない商品の、建設費の多くを実質負担した大都市住民の方々には、全国の物産が翌日翌々日に届く豊かな食生活の実現コストと思って下さい。民主党には売れる商品への移し替えを期待します。売れる商品とは地方都市内の高速道路です。これから新設するバイパスなどの広い道路は高速道路で作りましょう。
出来上がっていて過去形になりますが、宮崎市で言えば、宮崎北や宮崎西バイパス、関東では、多摩、港北、千葉、京都では洛西、の各ニュータウンの幹線道路を、無料の高速道路で作っていれば、一般道の1/4以上の短い時間で、一般道の4倍以上の車が通行できたはずです。その道を段階的に先に伸ばして行けたはずです。別の高速道路に接続できたはずです。現実は一般道で作ったために、沿道に店舗が貼り付き、出入の車や赤信号待ちで、1車線当たりの通過可能車両台数が1/3や1/4に悪化しています。
過去に戻ってやり直すことは出来ません。これから新設するバイパスなどの広い道路は高速道路で作りましょう。地方都市の一般道を無料の高速道路で作って行けば、10、20、30、40、50年後には、ある程度の市街地内の高速道路が揃います。隣の都市との高速道路同士を郊外で接続すれば、本当に利用できる高速道路が出来上がります。
建設省、国土交通省、自民党、の中央政府が、中国自動車道のように、通勤や毎日の仕事に利用できない山の中の高速道路に金を注ぎ込んでしまいました。失われた50年です。50年が経過した今、国、自治体、は借金まみれです。金は有りません。一般道路を高速道路で作って行き、少しずつ増やすしか方法はありません。塵も積もれば山となる。あ~あ、長い道のりだな。
