話せば、きっと解ってもらえる――『“話せば解る”のゲイ・リベレイション(解放運動)』こそ、日本のLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)がとるべき道だ。LGBTの内輪で、僕ら当事者だけが、レインボーフラッグをいたずらに振り回し、「差別をしないでください!」「偏見を持たないでください!」「性的少数者を理解してください!」「これは人権問題なのです!」と怒鳴り続けていても、むなしいだけ。
LGBTだけではなく、それにA(=Ally〔アライ〕=ストレート〔異性愛者〕の理解者・支援者)を、一人でも多く加えてゆかなければ、ゲイ・リベレイションは立ち行かない。そう言われるようになって久しいのだが、最近、僕は初めて筋金入りのAllyの一人と、知り合うこととなった。
桑島健太郎さん(44)はヘテロセクシュアル=異性愛者で、奥さんと二人暮らし。もともと、外国人対象の日本語教師のご出身。その後、フリーの講師へ転進され、現在、某有名進学塾で国語や小論文、漢文などを教えておられる。子どものころから、男女の性差、ジェンダー的役割や互いの接し方に違いがあるのは、どうしてなのだろうという疑問を、強く持ち続けていたと言う。
桑島さんは大学生のとき、一人の中学時代以来の親友から、ゲイ(男性同性愛)であることをカミングアウトされた経験がお有りだ。衝撃的な出来事ではあったが、桑島さんは、その親友のゲイ・カミングアウトを何の躊躇もなく素直に受け容れることができた。もとより、その親友も、桑島さんの人柄を見抜く眼力を持っていたからこそ、唯一、桑島さんのみを選んでカミングアウトに踏み切ったのだ。その後も、桑島さんはその親友にそれまで通り親しく接し、その親友はもとより彼のゲイ友達とも、ときどき一緒に新宿二丁目(ゲイ・タウン)の酒場で酒を酌み交わすなど、変らぬ交誼を続けている。
だが桑島さんは、しばらくのあいだ、別段、何も考えずに、単に同性愛者の親友がいるとの事実を認識することだけに甘んじていたのだと言う。社会とLGBTが起こす摩擦や軋轢、また少数派であるLGBTが、つねに弱い立場に置かれている実態に、あまり目を向けようとしなかった。要は、深く掘り下げて考えることをしていなかったのである。
親友のカミングアウトを受けたあと、次に衝撃を受けたのは、07年の参院選に尾辻かな子さん(元大阪府議/在任中、レズビアンであることをカミングアウトした)が立候補したのを知ったときだった。桑島さんは、とにかく会って話がしたいと、尾辻さんの選挙事務所へ押し掛けて行った。そして、尾辻さんの果敢な挑戦心に感銘を受け、猛然と関心を抱くようになった。選挙活動も、応援した。
十代の若者が、同性愛者であることに気付き、同性愛の自分と向き合うようになったとき、そうであることへの不安や悩みを誰にも相談できず、独りで抱え込まざるを得ない状況は、往々にしてある。そうした沈鬱感・閉塞感・孤独感が、はた目には原因の判らない“若者の自殺”を引き起こしているのかも知れない。同性愛であること、それを隠し通しながら生活しなくてはならないことが、どれほどの絶え間ない重圧にさらされ続けるものなのか、桑島さんは初めて、同性愛者が抱える心の苦悩に気付き、心を揺さぶられた。
仮に、こんにちの教育現場において、学校の保健室の大きさを2倍にし、養護教諭の人員を充実させるなど、児童・生徒たちのメンタルケアについて、ある程度、前へ進ませようとの行政的意図が感じられるとしても、いっぽうで、同性愛の児童・生徒たちが、実際に同性愛であることに気づいたとき、それに伴う悩みを、真っ直ぐ教師らにぶつけられるかというと、決してそうではない。
教師が教室で、机を並べる児童・生徒たちに向かって、もし、
「この中にもゲイやレズビアン、あるいはトランスジェンダーの人が、一人や二人、いるだろう。恥ずかしがったり遠慮したりしないでいいから、あとでこっそり先生のところへ相談にいらっしゃい」と語りかけたとして、そのことが、かえってクラスの中にひそんでいる(はずの)LGBTの児童・生徒の心を傷つけたり、戸惑わせたり、萎縮させたりしてしまうのではないかとの不安があると、桑島さんは言う。
しかし、何らかのかたちで、児童・生徒をはじめ、ハイティーンあるいは成人にいたるまで、自分が同性愛である/同性愛なのかも知れないことで苦悩している人間を迎え入れ、その苦悩をすくい上げ、精神的なケアを司るようなインフラの整備に、とりわけ行政が取り組まなければならないのではないか。そう桑島さんは、力を込めて語った。
桑島さんは、07年に尾辻さんと出会ってから、彼女が主宰する『LGBTの家族と友人をつなぐ会(*1)』に初めて参加。そこで、同性愛の我が子あるいは友人を持っている人たちが、やはり、その不安や悩みを誰にも相談できず、独りで抱え込まざるを得ない状況があることを知った。同性愛の我が子や友人を持つ人たちが、孤立することなく、互いにコミュニケーションをとって励まし合い、情報交換をしながら『同性愛とは何か』を真正面から体当たりで知り尽くすことで、我が子/友人が同性愛であることを理解し、受け容れてゆく道筋を作ってゆこうというのが、この自助グループの目的だ。
その『つなぐ会』で知り合ったゲイ・アクティヴィストのRYOJIさん(砂川秀樹・文化人類学博士との共著に『カミングアウト・レターズ』がある/太郎次郎社エディタス/2007年)と一緒に、桑島さんは、08年の7月、勤務されている某進学塾の中で特別講座を開設。『不可視のマイノリティとの出会い』と題して講演会を催している。
桑島さんは、そうした縁から、現在、『LGBTの家族と友人をつなぐ会』のブログの中で、コラムを連載しておられる。
*1……LGBTだとカミングアウトを受けた家族や友人たちが、自分の育て方/接し方が悪かったのではないか、とか、自分もまた(LGBTの家族や友人を持つことで)世間に顔向けができない、といったような数々の苦悩を、互いに真摯に語り合い癒し合い、ひいてはLGBTの存在を進んで受容し、多様な性の在り方を社会一般へも伝えてゆこうと試みている。
LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

桑島さんは言う。
「これまで、十年以上、教職を勤めてきたのに、生徒あるいは同僚たちの中に同性愛者がいて、それほどまで精神的抑圧や苦悩を被っていたとは、全く気付くことができませんでした。そんなこと、夢にも思わなかったのです。自分の頭の中でも、異性愛が当たり前という基本があったので、例えば、男同士の顔見知りが居酒屋で飲んでいるとき、ついつい女性アイドルや女優の話で愉快に盛り上がったりすることがありますが、もし、そんなとき、顔見知りの中にゲイがいたとしたら、さぞ、やるせなく切ない気持ちで、話したくない話に無理やり合わせていたのだろうな……と気が付いて、僕は愕然としたんです」
いま、桑島さんは東京プライド(*2)の事務局でボランティアをなさっている。今年の8月14日(土曜)に、東京・渋谷・代々木公園を発着地として『東京プライドパレード』が行われる予定だが、その開催準備がすでに始まっていて、もっか資金集めの営業活動に奔走なさっておられるとのこと。
*2……<多様な私たちをつなぎ、現しながら、社会の中へ>をミッションに掲げ、『東京プライドパレード』と『東京プライドフェスティバル』の交互開催などを通じ、LGBTをはじめ、多様な性(性的指向・性自認)のありかたの中で生きている人々と、その理解者・支援者とが互いに睦び合う共生社会の実現を訴えている。
そのほか、桑島さんは、母校の同窓会に働きかけ、同会則の中に、性別や性的指向をはじめ、出身や門地、あるいは職業などによる差別をしないことを書き加えるよう求めてゆくと言う。
「まずは同窓会の会則ですが、いずれは母校の生徒たちが守るべき校則の中にも、性的指向などによる差別は、決してあってはならない……的な条文を追加してもらえるよう、働きかけられればなあって、考えているんです」
ヘテロセクシュアル=異性愛者=ノンケである桑島さんの夢は、さらに続く。
「俳優や女優あるいはタレントや文化人と呼ばれるような、世の中に名の通ったヘテロセクシュアル(異性愛者)の方に、せめてナレーションだけでも構わないので出演をしてもらい、PV=プロモーション・ビデオを作って、YouTubeとかを介して広く、たくさんの人たちへ、性の多様性=人間の性の在り方は、あたかも色彩のグラデーション・シートのように、境界線もなく、対立関係もないんだ……といったメッセージが届けられるようなアクションをしてみたいです」と、桑島さんは、力を込めて語った。
おすぎとピーコ、KABA.ちゃんなど、カミングアウト済みのゲイ芸能人ではなく、ヘテロセクシュアル(異性愛者)=ノンケの名の知れた芸能人が、おふざけなしで、LGBTの問題を切々と語るPV=プロモーション・ビデオには、きっとインパクトがある。すなわち、LGBT当事者だけではなく、ヘテロセクシュアル(異性愛者)の中にも、LGBT寄りの立ち位置を隠さない人たちがいるのだと、広く社会へ示すことによって。
それこそが、LGBTにとって、Ally(理解者・支援者)が湛える、底知れぬ対社会的影響力なのである。
ノンケ男性の中にも、桑島さんのように、LGBTに対して何の分け隔てもなく、謙虚に、進んでLGBTが抱える数々の問題点を学びとり、おのれ自身の問題であるかのように捉えつつ、性的指向・性自認に関わらず、どんな人たちでも等しく幸せに、ありのままの姿で生きられるような世の中を作ってゆきたいと願ってくださっている、頼もしい人がおられることを、僕は、どうしても知って欲しくて、この記事を書いた。
関連記事
悩んでいる人々への救い『カミングアウト・レターズ 子どもと親、生徒と教師の往復書簡』を読んで
http://www.book.janjan.jp/0802/0801319909/1.php
カミングアウトは新しい関係のはじまり
http://www.book.janjan.jp/0801/0801170081/1.php
◇記者の「ブログ」「ホームページ」など
てのる【Gay】タイムズ
http://tapten.at.webry.info/
LGBTだけではなく、それにA(=Ally〔アライ〕=ストレート〔異性愛者〕の理解者・支援者)を、一人でも多く加えてゆかなければ、ゲイ・リベレイションは立ち行かない。そう言われるようになって久しいのだが、最近、僕は初めて筋金入りのAllyの一人と、知り合うこととなった。
桑島健太郎さん(44)はヘテロセクシュアル=異性愛者で、奥さんと二人暮らし。もともと、外国人対象の日本語教師のご出身。その後、フリーの講師へ転進され、現在、某有名進学塾で国語や小論文、漢文などを教えておられる。子どものころから、男女の性差、ジェンダー的役割や互いの接し方に違いがあるのは、どうしてなのだろうという疑問を、強く持ち続けていたと言う。
桑島さんは大学生のとき、一人の中学時代以来の親友から、ゲイ(男性同性愛)であることをカミングアウトされた経験がお有りだ。衝撃的な出来事ではあったが、桑島さんは、その親友のゲイ・カミングアウトを何の躊躇もなく素直に受け容れることができた。もとより、その親友も、桑島さんの人柄を見抜く眼力を持っていたからこそ、唯一、桑島さんのみを選んでカミングアウトに踏み切ったのだ。その後も、桑島さんはその親友にそれまで通り親しく接し、その親友はもとより彼のゲイ友達とも、ときどき一緒に新宿二丁目(ゲイ・タウン)の酒場で酒を酌み交わすなど、変らぬ交誼を続けている。
だが桑島さんは、しばらくのあいだ、別段、何も考えずに、単に同性愛者の親友がいるとの事実を認識することだけに甘んじていたのだと言う。社会とLGBTが起こす摩擦や軋轢、また少数派であるLGBTが、つねに弱い立場に置かれている実態に、あまり目を向けようとしなかった。要は、深く掘り下げて考えることをしていなかったのである。
親友のカミングアウトを受けたあと、次に衝撃を受けたのは、07年の参院選に尾辻かな子さん(元大阪府議/在任中、レズビアンであることをカミングアウトした)が立候補したのを知ったときだった。桑島さんは、とにかく会って話がしたいと、尾辻さんの選挙事務所へ押し掛けて行った。そして、尾辻さんの果敢な挑戦心に感銘を受け、猛然と関心を抱くようになった。選挙活動も、応援した。
十代の若者が、同性愛者であることに気付き、同性愛の自分と向き合うようになったとき、そうであることへの不安や悩みを誰にも相談できず、独りで抱え込まざるを得ない状況は、往々にしてある。そうした沈鬱感・閉塞感・孤独感が、はた目には原因の判らない“若者の自殺”を引き起こしているのかも知れない。同性愛であること、それを隠し通しながら生活しなくてはならないことが、どれほどの絶え間ない重圧にさらされ続けるものなのか、桑島さんは初めて、同性愛者が抱える心の苦悩に気付き、心を揺さぶられた。
仮に、こんにちの教育現場において、学校の保健室の大きさを2倍にし、養護教諭の人員を充実させるなど、児童・生徒たちのメンタルケアについて、ある程度、前へ進ませようとの行政的意図が感じられるとしても、いっぽうで、同性愛の児童・生徒たちが、実際に同性愛であることに気づいたとき、それに伴う悩みを、真っ直ぐ教師らにぶつけられるかというと、決してそうではない。
教師が教室で、机を並べる児童・生徒たちに向かって、もし、
「この中にもゲイやレズビアン、あるいはトランスジェンダーの人が、一人や二人、いるだろう。恥ずかしがったり遠慮したりしないでいいから、あとでこっそり先生のところへ相談にいらっしゃい」と語りかけたとして、そのことが、かえってクラスの中にひそんでいる(はずの)LGBTの児童・生徒の心を傷つけたり、戸惑わせたり、萎縮させたりしてしまうのではないかとの不安があると、桑島さんは言う。
しかし、何らかのかたちで、児童・生徒をはじめ、ハイティーンあるいは成人にいたるまで、自分が同性愛である/同性愛なのかも知れないことで苦悩している人間を迎え入れ、その苦悩をすくい上げ、精神的なケアを司るようなインフラの整備に、とりわけ行政が取り組まなければならないのではないか。そう桑島さんは、力を込めて語った。
桑島さんは、07年に尾辻さんと出会ってから、彼女が主宰する『LGBTの家族と友人をつなぐ会(*1)』に初めて参加。そこで、同性愛の我が子あるいは友人を持っている人たちが、やはり、その不安や悩みを誰にも相談できず、独りで抱え込まざるを得ない状況があることを知った。同性愛の我が子や友人を持つ人たちが、孤立することなく、互いにコミュニケーションをとって励まし合い、情報交換をしながら『同性愛とは何か』を真正面から体当たりで知り尽くすことで、我が子/友人が同性愛であることを理解し、受け容れてゆく道筋を作ってゆこうというのが、この自助グループの目的だ。
その『つなぐ会』で知り合ったゲイ・アクティヴィストのRYOJIさん(砂川秀樹・文化人類学博士との共著に『カミングアウト・レターズ』がある/太郎次郎社エディタス/2007年)と一緒に、桑島さんは、08年の7月、勤務されている某進学塾の中で特別講座を開設。『不可視のマイノリティとの出会い』と題して講演会を催している。
桑島さんは、そうした縁から、現在、『LGBTの家族と友人をつなぐ会』のブログの中で、コラムを連載しておられる。
*1……LGBTだとカミングアウトを受けた家族や友人たちが、自分の育て方/接し方が悪かったのではないか、とか、自分もまた(LGBTの家族や友人を持つことで)世間に顔向けができない、といったような数々の苦悩を、互いに真摯に語り合い癒し合い、ひいてはLGBTの存在を進んで受容し、多様な性の在り方を社会一般へも伝えてゆこうと試みている。
LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

『「不可視のマイノリティ」との出会い』フライヤー
桑島さんは言う。
「これまで、十年以上、教職を勤めてきたのに、生徒あるいは同僚たちの中に同性愛者がいて、それほどまで精神的抑圧や苦悩を被っていたとは、全く気付くことができませんでした。そんなこと、夢にも思わなかったのです。自分の頭の中でも、異性愛が当たり前という基本があったので、例えば、男同士の顔見知りが居酒屋で飲んでいるとき、ついつい女性アイドルや女優の話で愉快に盛り上がったりすることがありますが、もし、そんなとき、顔見知りの中にゲイがいたとしたら、さぞ、やるせなく切ない気持ちで、話したくない話に無理やり合わせていたのだろうな……と気が付いて、僕は愕然としたんです」
いま、桑島さんは東京プライド(*2)の事務局でボランティアをなさっている。今年の8月14日(土曜)に、東京・渋谷・代々木公園を発着地として『東京プライドパレード』が行われる予定だが、その開催準備がすでに始まっていて、もっか資金集めの営業活動に奔走なさっておられるとのこと。
*2……<多様な私たちをつなぎ、現しながら、社会の中へ>をミッションに掲げ、『東京プライドパレード』と『東京プライドフェスティバル』の交互開催などを通じ、LGBTをはじめ、多様な性(性的指向・性自認)のありかたの中で生きている人々と、その理解者・支援者とが互いに睦び合う共生社会の実現を訴えている。
そのほか、桑島さんは、母校の同窓会に働きかけ、同会則の中に、性別や性的指向をはじめ、出身や門地、あるいは職業などによる差別をしないことを書き加えるよう求めてゆくと言う。
「まずは同窓会の会則ですが、いずれは母校の生徒たちが守るべき校則の中にも、性的指向などによる差別は、決してあってはならない……的な条文を追加してもらえるよう、働きかけられればなあって、考えているんです」
ヘテロセクシュアル=異性愛者=ノンケである桑島さんの夢は、さらに続く。
「俳優や女優あるいはタレントや文化人と呼ばれるような、世の中に名の通ったヘテロセクシュアル(異性愛者)の方に、せめてナレーションだけでも構わないので出演をしてもらい、PV=プロモーション・ビデオを作って、YouTubeとかを介して広く、たくさんの人たちへ、性の多様性=人間の性の在り方は、あたかも色彩のグラデーション・シートのように、境界線もなく、対立関係もないんだ……といったメッセージが届けられるようなアクションをしてみたいです」と、桑島さんは、力を込めて語った。
おすぎとピーコ、KABA.ちゃんなど、カミングアウト済みのゲイ芸能人ではなく、ヘテロセクシュアル(異性愛者)=ノンケの名の知れた芸能人が、おふざけなしで、LGBTの問題を切々と語るPV=プロモーション・ビデオには、きっとインパクトがある。すなわち、LGBT当事者だけではなく、ヘテロセクシュアル(異性愛者)の中にも、LGBT寄りの立ち位置を隠さない人たちがいるのだと、広く社会へ示すことによって。
それこそが、LGBTにとって、Ally(理解者・支援者)が湛える、底知れぬ対社会的影響力なのである。
ノンケ男性の中にも、桑島さんのように、LGBTに対して何の分け隔てもなく、謙虚に、進んでLGBTが抱える数々の問題点を学びとり、おのれ自身の問題であるかのように捉えつつ、性的指向・性自認に関わらず、どんな人たちでも等しく幸せに、ありのままの姿で生きられるような世の中を作ってゆきたいと願ってくださっている、頼もしい人がおられることを、僕は、どうしても知って欲しくて、この記事を書いた。
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悩んでいる人々への救い『カミングアウト・レターズ 子どもと親、生徒と教師の往復書簡』を読んで
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カミングアウトは新しい関係のはじまり
http://www.book.janjan.jp/0801/0801170081/1.php
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てのる【Gay】タイムズ
http://tapten.at.webry.info/
